自分が一番辛い思いをしてる(プチブログ)
「自分は誰よりも辛い思いをしている。」
と苦労自慢する人間がいるので、本当に一番辛いのかについて
話していこうと思います。
そもそも、苦労自慢する人の多くは、現実に起こっている指標で優劣を決めようとします。
たとえば、
1,3人のグループに嫌われてる
2,1人に嫌われてる
だとするなら、1の3人に嫌われている人間のほうが辛いと考えます。
でも、これ本当に正しいのでしょうか。。。
いいや、違います。
人間が辛いと思う最終決定機関は感情です。
つまり、起きたことが自分にとって「辛いこと」と認知して、初めて辛いと感じます。
前文を例にとるなら、
1,3人に嫌われているが、そこまで気にしていないA君
2,1人にしか嫌われてないが、きっと他の人にも嫌われていると考えてしまっているB君
このように見ると、B君のほうが辛いように感じます。
こんな感じで、事実で起こったことをどう捉えるのかによって、まったく辛さ度合いが変わるのです。あたりまえの話です。
そして、この度合いは遺伝的なものと環境的なもの、その他に影響します。
つまり何が言いたいかといいますと、
・現実だけを見ても真実はわからない
・感情はそれを感じている人間にしかわからないため、よりわからない
・だからこそ、自分が一番辛いかどうかは決められない
ということです。
あと、一番つらいと思う他の要因をあげるなら
・自分が一番でありたい
・自分の感情をわかってほしい
・その他
ですかね。
そもそも、苦労自慢したところで、現実は何も変わらないし、何も得られません。そのうえ、人の感情は優劣をつけるものではないです。他人と自分の感情は完全に独立しています。だからこそ、相手の気持ちを「相手の気持ち」として理解することが大切なんです。