商品決めをする際は、他店を知ることが重要~文化祭戦略1~
⚫初めに
ということで、文化祭戦略1つ目の「商品決めをする際は、他店を知ることが重要」を書いていこうと思います。
まだ、目次を見ていない方は、目次を見ることからオススメします。
目次…「https://pinku-sasaki.hatenablog.com/entry/2019/11/03/201554」
今回の記事は商品決めに使う戦略になります。
商品決めと言っても、ただ闇雲に決めてしまってはもったいないです。
この商品決めが、売上を左右する重要なものだからです。
※「商品を決める際、どのような戦略をとるべきか」の記事なので、商品決めに迷っている方向けの記事ではございません。ご理解の程お願いします。
~目次~
⚫商品決めをする際は、他店を知ることが重要
販売する商品を決定する際、第一に行うことは
他の店はどんな商品を販売するのかを調べることです。
これは、自分のところでしか購入できない商品を販売するために行います。
いわゆる、独占市場を作るということです。
例として、自分の体験談を書いていこうと思います。
自分が販売した商品はカエルの卵ことタピオカです。
これは上記の戦略をとった際、他の店で冷たい飲み物が販売されていなかったためです。
とてつもなく幸運でした。
そのため、冷たい飲み物であり、JDの大好物であるカエルの卵タピオカを販売することにしました。
当日は、戦略通り、カエルの卵を求めるJDと冷たい飲み物を求める人がかなりの数、購入していきました。
つまり、他の店では購入できない商品を売ることで、消費者を獲得しようというわけです。
文化祭は、そもそもお店の数が少ないので、かなりやりやすいと思います。
⚫違う商品だから良いというわけではない
カバ君「わかったよ。とりあえず違う商品を売ればいいんだね」
実は、この考えのみでは危険です。
注意点が2つございます。
まず、1つ目が「一定数の顧客が見込めること」
2つ目は「商品ではなく、ニーズから差別化すること」
になります。
1,一定数の顧客が見込める
「一定数の顧客が見込める商品」を販売しましょう。
たとえ、違う商品であろうと、誰も欲しいと思わない商品の場合は購入してもらえません。
例としては、本当にカエルの卵を販売したり、タピオカ入り味噌汁を販売しようとすることなのです。
これでは一部のマニア以外誰も購入したいと思いません。
また、季節が冬なのに、かき氷を販売することや、暑い日におでんを販売することなども該当します。
少し大げさに書いてしまいましたが、意外とこれをやってしまう人が多いいです。
しっかりと「この商品を買ってくれる顧客はいるのか」と自問する必要があります。
2,ニーズの差別化
次は「ニーズの差別化」を行うことです。
ただ商品の差別化を図るのではなく、消費者が求めるニーズから差別化する必要があります。
カバ君「お好みが売ってないからお好み焼きにしよう」
この考えだけでも大丈夫なのですが、消費者をかなりの数集めることはできません。
お好み焼きがここでしか購入できないとしても、他の店で食べ物を購入し、お腹を満たしてしまっては、かなりの数の購入は見込めません。
理想としては、他の店が食べ物しか販売していない場合は、ゲームができる出し物にすることが良いです。この場合、お腹が満たされていても、消費者は集まります。
また、前述の通り、飲み物がなかった場合は、飲み物を販売することも良いです。
つまり、根本から差別化を図る必要があるというわけです。
⚫他店の出し物がわからない
男君「いや、他の店が何出すのかを知るすべがないわ」
という人もいるかと思われます。
そういった場合は、予測をたてるだけでも十分です。
「他の店が出さなそうで、顧客が一定数集つめられる商品はなにか」を考えましょう。
⚫まとめ
といことで戦略1を書いていきました。
最後に簡単にまとめますと、
「他店を調べ、自分の店でしか購入できない商品を販売しよう」
ということになります。
この戦略は使うか使わないかでかなり差が開きます。
前述したとおり、この商品決めが、売上を左右する重要なものなのです。
ぜひ使ってみてください。